2018 ライリスト オカリナ・アンサンブル・コンサートin北海道
開催しました。
開催概要
開催日:平成30年8月11日(土) 開場:12:00 開演:12:30
会場:kitara 小ホール
全国の指導者が集い、アンサンブルを披露し合う「ライリスト オカリナ・アンサンブル・コンサート」が札幌市のkitara小ホールにて開催されました。このコンサートは全国各地でオカリナによる生涯学習を普及している当連盟が年1回、地域を持ち回りで各地で開催している指導者によるコンサートです。前年の滋賀県に続いて6回目となる今回は北海道での開催でした。
会場は札幌の中心部にありながら豊かな自然を成している中島公園の中に位置しています。ここは地元の人達も集い、ゆったりとした時間が流れる場所です。涼しい北海道の夏の空気を感じながら歩みを進めると、大理石でできたエントランスが特徴的な建物が顔を覗かせます。ここが今回の会場であるkitaraです。コンサート会場である小ホールは全体に木が使われており、自然な温もりをもった響きの感じられるホールです。ここでオカリナの音色がどのように響き渡るのでしょうか。
開場前にはすでに入場待ちの長蛇の列ができておりご来場の方々の期待の高さも伺えました。開演前には満員に近くまで客席が埋まり開演となりました。岩間会長の挨拶の後、演奏が始まりました。
星空をイメージした照明演出から始まったのは『宇宙戦艦ヤマト』。力強い音色とともにコンサートは始まり、様々な楽曲が演奏されました。一般的にオカリナの世界観はゆったりとした癒しのイメージに沿った音楽が連想されるようですが、この日は、ポップスやジャズといった楽曲もたくさん演奏され、ご来場の方々の耳を楽しませました。同時にイメージを超えた演奏にオカリナの音色の可能性の広がりを感じられました。
また、ゲスト演奏としてパーカッショニストの小田桐陽一さんによるカリンバ演奏も行われました。民族楽器とは思えないようなおしゃれで涼し気な音色に多くの方がステージに釘付けになっていました。
コンサートは進み、この日の最後のチーム、地元の先生方による“北海道札幌東支部 〈legame〉”の皆さんが地元の歌手である松山千春さんの『大空と大地の中で』含めた3曲の演奏し、大きな拍手とともに終演をむかえることができました。
地元北海道だけでなく全国各地からアンサンブルチームが集まり、総勢11チームによる演奏が繰り広げられた今年のライリスト オカリナ・アンサンブルコンサート。地域の垣根を超えた出演チームから奏でられる音色に、多様なオカリナアンサンブルを楽しむことができるコンサートとなりました。お客様にはオカリナの音色による感動を届け、皆さんに出演者はお客様からの皆様による暖かい拍手に感動をいただきました。皆様と心暖まる時間を共にできたことに感謝し、今後さらにオカリナの音色を奏でてゆきたいと思います。