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オカリナ演奏時の飛沫拡散実験を行いました

3密を避ける、マスク着用をする、手洗いやアルコール消毒をきちんとするといった基本的な新型コロナウイルス感染症対策に加え、オカリナ演奏時の飛沫拡散がどのように生じているかを正しく知ることで取るべき対策が分かります。そこで、私達は新日本空調株式会社 様に協力いただき、飛沫拡散を可視化できる特殊な環境でのオカリナ演奏実験を実施しました。実験の結果は以下にて報告します。

飛沫の飛散について

まずは飛沫がついてどの程度飛散するのかを知るために、日常的に生じる発声やくしゃみなどで飛沫飛散を測定しました。動画内に白く映っているのが飛沫です。画像をクリックすると飛沫がどの程度拡散するのかを映像でご覧いただけます。

オカリナ演奏飛沫

飛沫の飛散距離は、くしゃみをした位置から2メートル近くまでに達しました。

オカリナ演奏時の飛沫拡散について

続いて各音域のオカリナの飛沫がどのように生じているか実験しました。左列が通常演奏時で、右列が飛沫防止シート利用時の映像です。動画内に白く映っているのが飛沫です。オカリナ演奏では会話時ほどは飛沫が飛散しないものの、それなりに飛散します。これに対して当社で利用を推進している飛沫防止シートを用いると飛沫の飛散がかなりの程度抑えられたことが分かります。

通常演奏時
オカリナ演奏飛沫
飛沫防止シート着用時
オカリナ演奏飛沫

新日本空調株式会社 注

”飛沫防止シート着用AF管””飛沫防止シート着用TC管””飛沫防止シート着用SC管”の映像では、ときどき大きな丸いものが現れますが、これは飛沫などではありません。飛沫防止シートの表面で、検査用の照明が反射して起こったものです。

|参考| 発声時の飛沫飛散防止について

教室では指導だけでなくコミュニケーション、挨拶など発声する場面が度々生じます。飛沫防止シートはこれらについても一定の飛沫の防止効果があります。その実験結果をご覧ください。また、マスク着用時の飛沫飛散も参考に掲載いたしますのでご覧ください。

飛沫拡散実験を通して

オカリナの種類によってその量はまちまちですが、オカリナの演奏で飛沫らしき粒子が発生していることが確認されました。これに対し、当社で開発した飛沫防止シートは手軽に粒子の拡散を抑えることが出来ました。今後も多くの会員の皆様に飛沫防止シートを利用頂くとともに、安全にオカリナを楽しみ、心癒されるオカリナを各地で奏でていきたいと思います。

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